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米国株に投資してみたいです。間違いない銘柄を教えてください!
こんな要望にお答えします。
本記事の内容- 個別株とETFの違い
- おすすめの米国株銘柄10選
- 米国株の買い方3STEP
- おすすめの証券会社
この記事を書いている僕は、どこにでもいる会社員。誰にでもできる投資・副業・家計管理を極め、資産3400万円まで到達しました。
米国株に投資するには、以下の3つの方法があります。
- 個別株
- ETF
- 投資信託
「ETF」と「投資信託」は簡単に言うと、証券会社が選んだ米国株の詰め合わせパックのようなものです。
それに対して「個別株」とは、Apple社やGoogle社のような企業単体の株のことを言います。
今回はこのうち「個別株」でおすすめの10銘柄を紹介しますね。
永久に保有したい王道の銘柄のみを厳選しました!
一生保有したい米国株10銘柄
今回は米国株の中でも、長期的に業績を伸ばし続けていて、長期保有すれば将来の資産形成に役立つものを厳選しました。
僕がおすすめする、一生保有したい米国株はこちらの10銘柄です。
- アップル(AAPL)
- ビザ(V)
- マクドナルド(MCD)
- ホームデポ(HD)
- シェブロン(CVX)
- ペプシコ(PEP)
- プロテクター・アンド・ギャンブル(PG)
- ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
- ダナハー(DHR)
それぞれの特徴を説明していきますね。
*配当利回りなどの情報は2023年3月時点のものです
①:アップル(AAPL)
基本情報- iPhone、Macなどでお馴染みの大企業
- 時価総額20兆円越えの堂々1位
- 配当利回り:0.62%
言わずもがな、世界を代表するハイテク企業。新型のiPhoneが発表されるたびに、株価が上昇しています。最近はサブスク事業も好調ですよね。配当利回りはそこまで高くないものの、これだけ成長しつつも配当を出しているだけで文句なしのパフォーマンス。ランキングでは常に上位、株初心者でも持っておきたい代表株です。
爆上がりしているS&P500が平坦に見えるほど…圧巻です。
②:ビザ(V)
基本情報- クレジット決済の世界トップブランド
- 全クレカの半分以上のシェアを占める
- 配当利回り:0.82%
200を超える国と地域でデジタル決済を提供しているVISA。日本でもキャッシュレスが進んでいますが、世界も同様。世界経済が発展して消費が増えるほど、VISAの決済金額が増大していきますよね。世界のGDPはこのまま上昇し続けると予想されているので、長期的に見てもかなり期待できる米国株です。
クレカ決済に参入する企業はでるかもだけど、VISAを抜くことはもはや不可能。
③:マクドナルド(MCD)
基本情報- 世界的外食チェーン
- 配当利回り:2.31%
- 46年連続増配中の「配当貴族」
世界シェア断トツNo.1のファーストフードチェーン。世界展開はまだまだ衰えていません。フランチャイズ店からの収益があるので業績は安定しており、不況時でも暴落しにくい人気の銘柄なんです。ちなみに「日本マクドナルド」という日本株もフランチャイズの一つですね。コロナ禍の下落の後もすぐに過去最高値を更新しました。
コロナで外食産業はかなり痛手だったけど、中でも業績回復が早かったですよ。
④:ホームデポ(HD)
基本情報- アメリカの大規模ホームセンター
- 業界で敵なしの圧倒的売上
- 配当利回り:2.83%
日本未上陸なので馴染みがないですが、アメリカで有名な巨大ホームセンターチェーンです。アメリカのDIY人気は日本の比ではなく、売上は14兆円越えと国家予算並み。Amazonの台頭はありますが、建築資材やガーデニング商品は店頭で購入する人が多いため、影響は小さめです。食品と違って安売り競争にも巻き込まれにくく、安定性もあり。
同じ米国の小売業はウォルマートやコストコもあるけど、安売り競争がややデメリット。
⑤:シェブロン(CVX)
基本情報- 大手石油関連会社
- 配当利回り:3.72%
- 37年連続増配中の「配当貴族」
世界180カ国以上で石油や天然ガス事業を手がける、超大手石油会社です。原油産出国であるロシアのウクライナ侵攻の影響などもあり、原油価格が高騰中ですよね。これに伴いシェブロンの株価も急騰しました。連続増配も37年で高配当株としても人気。エネルギー株はインフレに強いため、まだこの好調は続きそうです。
エネルギー株は石油価格に連動するから、値動きが分かりやすいですね。
⑥:ペプシコ(PEP)
基本情報- 世界トップクラスの食品・飲料メーカー
- 配当利回り:2.61%
- 51年連続増配中の「配当王」
世界最大級の売り上げを誇る食品会社。ペプシコーラが代表的ですね。ですが実はペプシコの強みはコーラよりも、ドリトスなどのスナック菓子分野。飲料に特化したライバルの「コカコーラ社」よりも売上は大きいんです。コロナショックの影響も軽微で、暴落に強く安定感抜群。高配当株としてもさらに人気が高まっています。
取扱商品の幅が広いから、需要が変化しても対応できますね。
⑦:プロテクター・アンド・ギャンブル(PG)
基本情報- 日用品販売で超大手の「P&G」
- 配当利回り:2.61%
- 67年連続増配中の「配当王」
日本ではP&Gという名前で浸透していますね。パンパースやファブリーズなどです。主力商品が日用品なので、大きく成長することはありません。一方で、生活必需品は不況や災害時でも常に需要があるため、景気に左右されることなく長期的に安定的した利益を出します。実際に、67年間も増配しつづけるという驚きの成績です。
世界で67年以上連続増配しているのは、PG含めて4社のみ!高配当株としても最高。
⑧:ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)
基本情報- 世界最大級のヘルスケア企業
- 医療保険は米国シェアNo.1
- 配当利回り:1.34%
ユナイテッドヘルスの事業は、個人や法人向けの医療保険と、医療データを扱うIT技術の2つ。業績は絶好調で、株価はこの10年で10倍以上と凄まじい上昇となっています。保険の加入者はどんどん増えているし、医療ITもこれから注目度は高まりそう。医療分野は景気に左右されにくく、収益が安定しているため長期保有に打ってつけです。
医療テクノロジーを活かして、遠隔医療にも参入するかもですね。
⑨:ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
基本情報- ヘルスケアで時価総額No.1
- 配当利回り:2.90%
- 61年連続増配達成中の「配当王」
バンドエイドやアキュビューなど日用品で馴染みがあると思いますが、実は売り上げの多くを占めるのは「医薬品・医療機器事業」。コロナワクチンも開発しましたね。安定的に需要のある生活必需品と、世界的な長寿傾向でどんどんと成長するであろうヘルスケア部門、の二刀流で暴落に強く、長期保有に向いている銘柄です。
連続増配も61年!日本では花王が連続増配1位だけど30年くらいだよ。
⑩:ダナハー(DHR)
基本情報- 数多の企業買収で超拡大
- トヨタを参考にした独自の経営手法
- 配当利回り:0.40%
ダナハーはヘルスケア部門でありながら、その主要戦略はM&A。業績が低迷している企業をこれまで400社以上買収し、立て直すことで拡大し続けています。その成長幅はGoogleやAmazonなどのハイテク並み。コロナショックにも微動だにせず、むしろ好調でした。M&Aにより取り扱う事業はかなり幅広く、安定性も成長性もあります。
配当には熱心ではないから、キャピタル狙いですね。
高配当株との違いは?どっちがいい?
配当利回りが低い株は良くないの?
おすすめの米国株銘柄を紹介しましたが、配当利回りには大小あるのでこういう疑問を持つ方もいるかもしれません。ここについても説明しますね。
株式投資で得る利益には、「売却益(キャピタルゲイン)」と「配当金(インカムゲイン)」の2つがあります。
もちろんどちらも多い株がいいに決まっていますが、基本的に米国株はこのどちらかに区別されがちです。
現在急成長中の企業は配当よりも自社の成長に資金をあてたいですし、既に成熟しきって株価変動が少ない大企業は配当金を多く出す傾向にあります。
業績が悪化し株価が下がっていると、単純に配当利回りが高くなることもあります。
そのため、配当金が少ない=良くない株、というわけではないし、配当金が多い=優良株、とも一概には言えないんですね。
キャピタルとインカムどちらを狙いたいか、好みで選びましょう。
今回紹介したものはどちらのバランスもいいものを多く選びました。
もし配当金を重視したい方は、おすすめの高配当株についてまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
【2023決定版】配当金生活もできる米国高配当株10選
続きを見る
株の良し悪しを詳しく分析するなら、EPS、PER、営業利益率…など重要な指標がたくさんあります。
僕が激推ししている神アプリでは、株の分析や比較など全てを無料で見ることができるので、株をやるなら必須で使って欲しいです。
最強株アプリみつけた!moomooの最高の使い方を解説
続きを見る
ETFや投資信託より個別株の方がいいの?
冒頭で説明したように、米国株に投資するには個別株だけでなく、ETFや投資信託を使う方法があります。
つみたてNISAなどで投資信託を選んでいる人も多いと思いますが、業者が選んだ銘柄の詰め合わせに投資するものです。
一方の個別株は、自分でひとつひとつ好きな企業の株を選んで投資していきます。
ETF、投資信託 | 個別株 | |
メリット | ・分散投資でリスクが低い ・株の知識があまり必要ない | ・好きな成長株や安定株を選べる ・高配当を狙うこともできる |
デメリット | ・好きな株を選ぶことはできない ・大きく利益を出すのは難しい | ・ある程度の株の知識が必要 ・リスク分散を自分でやる必要あり |
それぞれの特徴はこんな感じ。
これを踏まえると、
リスクや難易度を考えるとETFや投資信託を優先すべき。つみたてNISAなどで既に投資していて余裕があれば、個別株をやるのをおすすめ。
ETFや投資信託は、1つの商品を選ぶだけで勝手にリスク分散されるので、初心者でも簡単です。
特にインデックス型は今は投資の基本になっています。
ただし良くも悪くも、そのリターンは平均的。
一方の個別株は、大きなリターンを狙えるのが最大のメリットです。
例えば、紹介したApple社は単純に考えて暴落しつづけたり倒産する可能性は低そうですよね。むしろ今後さらに成長が期待されます。
こういった銘柄を今のうちに少額から購入しておくと、大化けすることもあり得ます。
結論、インデックスなど安定的な投資でベースを作ってから、個別株でリターンを狙う、といった分散投資をおすすめします。
個人の好みがかなり出るところなので正解はないですよ。それが面白い。
ちなみにおすすめのETF銘柄をまとめた記事もあるので参考にしてみてください。
【5万人に聞いた!】本当におすすめな米国ETF 6選
続きを見る
米国株の買い方
では実際に米国株の買い方を解説していきます。
ハードルが高そうに思うかもしれないですが、意外と初心者でも簡単にできますよ。
ちなみに、僕のおすすめの証券会社は以下の3つです。
step
1証券口座を開く
まずは取引する証券会社を準備します。
楽天証券は総合口座が開設されていればいいのですが、SBI証券とauカブコム証券はさらに外国株式専用の口座を開設する必要があります。
すでにNISAなどで証券口座を開いていた場合は、クリック一つで開設できるので簡単です。
証券会社を新しく開設する場合は、さきほどおすすめした証券会社であれば、どこでやっても間違いなし。
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2口座に投資資金を入金する
投資資金の入金方法には、日本円で入金する「円貨決済」と米ドルで入金する「外貨決済」の2つがあります。
- 円貨決済:日本円で入金すれば勝手に両替して購入してくれる。コストがかかる。
- 外貨決済:米ドルに先に両替して入金する必要がある。為替手数料を安くできる。
結論から言うと、為替手数料を抑えるには外貨決済がおすすめ。
円貨決済と外貨決済の手数料の違いや、詳しい入金方法は以下の記事を参考にしてください。
初心者でもできる!米国株の始め方をやさしく解説【完全ガイド】
続きを見る
step
3米国株を選び注文する
入金したら、買いたい米国株を検索し、株数などを入力して購入します。
米国株は1株からしか購入できないのが基本。1株あたりの価格がかなり高い企業もあるので、予算とのバランスで考えましょう。
さぁ、大企業の株主になろう!
今回は、永久に保有したい米国株10銘柄を紹介しました。
いま世界の株価を引っ張っているのは、間違いなく米国株。特にこの10社はこれからも安定的な成長が見込める超優良企業です。
米国株を始めてみたいなって方はぜひこの記事をきっかけにして、大企業の株主になってみましょう。
というわけで今回は以上です。
米国株を勉強したい方は、こちらの記事におすすめ本も紹介しているのでぜひ。
【100冊読んで厳選】お金や投資を学べるおすすめ本10選
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