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米国株に投資してみたいです。個別株じゃなくてETFがいいですか?詳しく教えてください。
こんな要望にお答えします。
本記事の内容- インデックスと個別株の違い
- おすすめのインデックス型米国ETF銘柄3選
- おすすめの高配当米国ETF銘柄3選
- 米国ETDの買い方3STEP
- おすすめの証券会社
この記事を書いている僕は、どこにでもいる会社員。誰にでもできる投資・副業・家計管理を極め、資産3400万円まで到達しました。
米国株に投資するには、以下の3つの方法があります。
- ETF
- 投資信託
- 個別株
「ETF(上場投資信託)」と「投資信託」は簡単に言うと、証券会社が選んだ米国株の詰め合わせパックのようなものです。
それに対して「個別株」とは、Apple社やGoogle社のような企業単体の株のことを言います。
ETFは、一つの商品で分散投資ができるのは投資信託と同じですが、上場しているのでリアルタイム売買ができるのは株と一緒です。
投資信託と株のいいとこ取りなので、非常に人気が高まっています。
今回の記事では、「ETF」でおすすめの6銘柄を紹介しますね。
僕のインスタフォロワーさん5万人にアンケートしました!
投資信託と、個別株のおすすめ銘柄については、別にまとめた記事があるので読んでみてください。
▼ 投資信託
【新NISA】今選ぶべき銘柄は?どれくらい増えるか調査!
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▼ 個別株
一生保有したい米国株10銘柄【1600万投資中の筆者が厳選】
続きを見る
おすすめのインデックス米国ETF
まずは、主要な株価指数に連動している「インデックス型の米国ETF」で、おすすめの銘柄を3つ紹介します。
ETFは商品名が長いので、「ティッカー」と呼ばれる略語がよく使われるのですが、このティッカーも似ていて紛らわしいので注意してくださいね。
それではひとつずつ特徴を説明していきます。
*配当利回りなどの情報は2023年3月時点のものです
①:VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
基本情報- 全米株に連動
- 配当利回り:1.86%
- 小型株から大型株まで約4000の銘柄で構成
- 運用コストが圧倒的に安い
VTIは米国株式市場全体に投資できる銘柄。米国市場に上場しているほぼすべての銘柄の詰め合わせです。組入比率の大きい順に並べると、上位はApple、Microsoft、Amazonと誰もが知る超大企業から並んでいます。短期的な下落はあるものの、米国株全体にバランスよく投資するため、長期保有に向いている銘柄ですね。
3年以上保有だと7%を超えるリターンが得られる、優秀な銘柄。
②:VOO(バンガード・S&P500 ETF)
基本情報- S&P500指数に連動
- 配当利回り:1.83%
- 米国市場上場企業の代表500社に投資
- 圧倒的にコストが安い
VTIが小〜中企業までを含む4000社に投資するものでしたが、VOOはそのうち代表的な500社のみで構成される「S&P500指数」に連動しています。でも実はVTIとVOOはコストや成績はほとんど変わりません。なぜかというと、500社だけで米国市場の時価総額の80%をカバーしているからです。S&P500の強さが分かりますね。
VTIとVOOは正直どっちでもOK。強いて言うならVTIの方が分散投資ができるかな。
③:QQQ(インベスコ QQQ トラスト シリーズ1ETF)
基本情報- NASDAQ100に連動
- 配当利回り:0.89%
- NASDAQの上位100社に投資
- 大型ハイテク株が上位を占める
NASDAQは、世界最大のベンチャー企業向けの株式市場。そこに上場している企業のうち、上位100社で構成されているのが「NASDAQ100」です。GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)やテスラを中心とした大型ハイテク株が高い割合を占めているのが特徴。これらの人気ハイテク企業に分散投資ができるので非常に人気の銘柄です。
成長株として上昇余地がかなり大きい銘柄です。SBI証券の米国株ランキングでもtop3の人気。
おすすめの高配当米国ETF
米国ETFには、高配当銘柄だけで構成された「高配当ETF」もあり、こちらもインデックスと並んで非常に人気です。
そのうちおすすめなのは以下の3つ。
高配当株のおすすめの個別株は別の記事でまとめたのですが、それらの株がETFでは詰め合わせで買えるんです。
関連記事【2023決定版】配当金生活もできる米国高配当株10選
詳しい特徴を説明していきますね。
*配当利回りなどの情報は2023年3月時点のものです
①:VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
基本情報- 高配当株440銘柄で構成
- 直近配当利回り:3.63%
- 金融・ヘルスケア・生活必需品セクターが多め
誰もが知る高配当の大型株が中心です。安定した利益を生み出せる金融やヘルスケア、生活必需品の業種が高い割合を占めているのが特徴。GAFAMなどの急成長中の情報技術セクターは配当利回りが低いため、ほぼ組み込まれていません。爆発的なリターンは望めないものの、不況の影響を受けにくい長期的に安定した高配当が狙えます。
②:HDV(iシェアーズ・コア高配当株ETF)
基本情報- 高配当上位75銘柄で構成
- 配当利回り:4.56%
- エネルギー・ヘルスケア・情報技術セクターが多め
財務健全性を重視し、配当利回りが上位の銘柄のみで構成。エネルギーやヘルスケア、情報技術の3セクターのみで50%以上の割合を占めているので、やや業種に偏りがあります。配当利回りはその分高め。四半期に1度という高頻度な銘柄の入れ替えが行われているので、業績が悪化すると弾かれるのがいいですね。
③:SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
基本情報- S&P500のうち高配当80銘柄で構成
- 直近配当利回り:5.05%
- 金融・公共事業・不動産セクターが多め
かなり厳しい条件をくぐり抜けたS&P500の中でも、高配当なもので構成。80銘柄の組入比率はほぼ均等なので、個々の企業の影響は小さめです。金融・公共事業・不動産の業種で約50%を占めているので、景気の影響を受けやすく価格の変動はやや大きめ。しかし配当利回りはかなり高く安定していて、人気銘柄となっています
SBI証券の米国株の銘柄ランキングでは1位です!その次にテスラの個別株が人気。
個別株との違いは?どっちがいい?
冒頭で説明したように、米国株に投資するにはETFだけではなく、「個別株」を買う方法があります。
ETF | 個別株 | |
メリット | ・分散投資でリスクが低い ・価格が比較的安定している | ・好きな成長株や安定株を選べる ・高配当を狙うこともできる |
デメリット | ・好きではない株も入っている ・大きく利益を出すのは難しい | ・ある程度の株の知識が必要 ・リスク分散を自分でやる必要あり |
それぞれの特徴はこんな感じ。
これを踏まえると、
リスクや難易度を考えるとETFや投資信託を優先すべき。つみたてNISAなどで既に投資していて余裕があれば、個別株をやるのをおすすめ。
ETFは、1つの商品を選ぶだけで勝手にリスク分散されるので、初心者でも簡単です。
特にインデックスは今は投資の基本になっています。
ただし良くも悪くも、そのリターンは平均的。
一方の個別株は、大きなリターンや安定した配当金を狙えるのが最大のメリットです。
例えば、紹介したApple社は単純に考えて暴落しつづけたり倒産する可能性は低そうですよね。むしろ今後さらに成長が期待されます。
こういった銘柄を今のうちに少額から購入しておくと、大化けすることもあり得ます。
結論、インデックスなど安定的な投資でベースを作ってから、個別株でリターンを狙う、といった分散投資をおすすめします。
個人の好みがかなり出るところなので正解はないですよ。それが面白い。
おすすめの高配当個別株をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
【2023決定版】配当金生活もできる米国高配当株10選
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米国ETFの買い方
米国ETFの買い方は、米国株の買い方と同じです。
ハードルが高そうに思うかもしれないですが、意外と初心者でも簡単にできますよ。
ちなみに、僕のおすすめの証券会社は以下の3つです。
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1証券口座を開く
まずは取引する証券会社を準備します。
楽天証券は総合口座が開設されていればいいのですが、SBI証券とauカブコム証券はさらに外国株式専用の口座を開設する必要があります。
すでにNISAなどで証券口座を開いていた場合は、クリック一つで開設できるので簡単です。
証券会社を新しく開設する場合は、さきほどおすすめした証券会社であれば、どこでやっても間違いなし。
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2口座に投資資金を入金する
投資資金の入金方法には、日本円で入金する「円貨決済」と米ドルで入金する「外貨決済」の2つがあります。
- 円貨決済:日本円で入金すれば勝手に両替して購入してくれる。コストがかかる。
- 外貨決済:米ドルに先に両替して入金する必要がある。為替手数料を安くできる。
結論から言うと、為替手数料を抑えるには外貨決済がおすすめ。
円貨決済と外貨決済の手数料の違いや、詳しい入金方法は以下の記事を参考にしてください。
初心者でもできる!米国株の始め方をやさしく解説【完全ガイド】
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3米国株を選び注文する
入金したら、買いたい米国ETFを検索し、買い方などを入力して購入します。
たったこれだけで、アメリカの超大企業の株主になれちゃいます。
ETFを使いこなしていこう!
今回は、僕のインスタフォロワーさん5万人におすすめのETFを聞いて紹介しました。
ETFというとハードルが高い印象ですが、特徴を理解して上手く使いこなせば10にも100にもなります。
ぜひ今回紹介したETFをメインに自分なりのポートフォリオを作ってみてくださいね。
というわけで、今回は以上です。
資産分散で強いポートフォリオを作りたい人は、他の投資法を含めて検討してみるのもおすすめです。
【徹底比較】資産運用おすすめ9選!投資初心者からのステップアップ
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