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やっとこさNISAやってみることにしたけど、どの銘柄にするのがいいのかな?
こんな悩みを解決します。
本記事の内容- 新NISAで選ぶべき銘柄
- 証券会社ごとのおすすめ銘柄
- 新NISAどれくらい増えるのか
この記事を書いている僕は、どこにでもいる会社員。誰にでもできる投資・副業・家計管理を極め、資産5000万円まで到達しました。
投資の第一歩として、「NISA」から始めようとしている方も多いと思いますが、銘柄選びってめちゃくちゃ悩みますよね。
実は、僕も4年前まで投資について何も分からないところから始めましたが、制度や銘柄など徹底的に調べて、NISAだけで80万円ほどの利益が出ています。
本記事では、NISA歴4年の僕が本当におすすめできる銘柄のみを厳選して紹介します。
間違いのないものだけを、実際の銘柄名を挙げて紹介しますね。
つみたてNISAの選ぶべき銘柄
最初にズバリ言ってしまうと、今は全世界株もしくは米国株がおすすめかつ王道です。
全世界株 | 米国株 | |
---|---|---|
投資先 | 全世界 (米国が6割) | 全米もしくはS&P500 |
30年リターン | 約8% | 約10% |
これらの違いは
- 全世界株 → アメリカ多めで全世界に投資
- 全米株 → アメリカだけに絞って投資
- S&P500 → さらに絞ってアメリカの主要企業500社に投資
という感じです。
つまり、基本的にはアメリカ中心に投資をしていきましょうっていうのが今の主流なのです。
見て分かるように、ここ10年はアメリカの黄金時代です。
全世界株と米国株はどちらも長期的なリターンが望めるので、各証券会社の人気ランキングでも上位にあがっています。
あとで具体的な銘柄を紹介しますが、どれもその1本を選ぶだけで、複数の国や企業に分散投資をしてくれるのでリスクも抑えることができ、特に投資初心者でも安定したリターンが見込めます。
全世界株vs全米株 結局どっち?
「全世界株」と「米国株」どっちがいいのか?という論争は至る所で勃発していますが、正直答えはありません。
先が見えないのが投資ですからね…
とはいえ、それぞれの特徴があるので自分にどっちが合うか、を考えていきましょう。
まず、米国株(S&P500)と全世界株の過去10年のパフォーマンスを比較したグラフを見てください。
米国株は10年間で5倍以上も成長するなど、全世界株を大きく突き放しています。
特に、米国株市場を代表するS&P500は「世界最強の株式指数」とも言われるほど圧倒的な存在で、今はどこの証券会社でも人気ランキングトップです。
じゃあ米国株一択ってこと?
これだけ見ると、全世界株よりも米国株の方がいいと思いますよね。
全世界株は約60%をアメリカが占めているにも関わらず、低成長率の国が足を引っ張ってしまっているのが現状です。
しかし実は、10年よりももっと過去に遡ると、アメリカよりも日本や新興国の方が絶好調だった時期もあるのです。
さらに今後はアジアなどの新興国が、アメリカを抜いてトップになることも予想されたりもしています。
これらのことを考えると、少し保守的な僕は、多少リターンが小さいとはいえ全世界株を多めに配分しておきたいなと思ってしまいますね。
まとめると、
- 過去10年は米国株の成績が圧倒的
- しばらくは米国一強時代が続きそう
- 米国を新興国が超える未来もあり得る?
- 米国のみに投資すると、米国経済が沈んだ時に不安も
- 長期的に見ると全世界株の方が安心感はある
このような感じになるので、どちらか一方だけではなく、バランスよく配分するのをおすすめしますよ。
ちなみに僕は、7:3で全世界株多めです。
おすすめの証券会社×銘柄の組み合わせ
全世界株、米国株、といってもそれぞれに複数の銘柄があり、手数料や初心者には選ぶのが難しいですよね。
また、人気の銘柄でも証券会社によっては取り扱いがないところもあるので注意が必要です。
ここからは僕がおすすめする証券会社ごとに、具体的に選ぶべき銘柄を紹介していきます。
新NISAにおすすめな証券会社名前が似ている銘柄も多いから気をつけてね。
① : SBI証券のおすすめ銘柄
まずは最大手の証券会社、SBI証券でのおすすめ銘柄をピックアップします。
SBI証券でおすすめの全世界株- 三菱UFJ国際 − eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー)
- SBI − SBI•V•全世界株式インデックスファンド
全世界株といえば「オルカン」と言っていいくらい、①は王道銘柄です。
これ1本で、日本を含む先進国や新興国など全世界の株式に分散投資できるのでとても便利です。
②は「SBI•VT」と呼ばれる、SBIのみで取り扱いが始まった同じく人気な銘柄ですが、オルカンとの違いはほとんどありません。
投資対象 | 信託報酬 | |
---|---|---|
オルカン | 約3000の中〜大型株 | 約0.114% |
SBI•VT | 約9000の小〜大型株 | 約0.094% |
ざっくり言うと小型株を含むかどうかの違いですね。
信託報酬はやや異なりますが、正直これは誤差の範囲内。どちらも超低コストの銘柄です。
NISAは買付は無料だけど、信託報酬はかかる。毎年利益から手数料として引かれています。
- 三菱UFJ国際 − eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
- SBI − SBI•V•S&P500 インデックスファンド
米国の主要企業500社(apple、Amazon、Microsoftなど)に投資する、今最強のS&P500ですね。
この2つは運用の仕組みに少し違いがあるだけで、どちらも低コスト。中身はほとんど変わりません。
ただし、②は限られた証券会社でしか取り扱っていないため、これを選べるのはSBI証券の特権ですよ。
両者とも常に人気ランキングTOP3にいる。S&Pはやっぱり別格!
SBI証券はこのように、人気の高い銘柄はたいてい取り扱いがあるのでかなりおすすめの証券会社です。
SBI証券の開設方法を知りたい方はこちらの記事へ。
SBI証券 新NISA完全ガイド【2024年最新版】
続きを見る
② : 楽天証券のおすすめ銘柄
次に、つみたてNISA口座開設数No.1の楽天証券でのおすすめ銘柄をピックアップします。
楽天証券でおすすめの全世界株- 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー)
楽天証券は新NISAの開始に合わせて、楽天オルカンの販売を開始しました。
楽天でもeMAXIS Slimに投資できますが、楽天オルカンは保有するだけで楽天ポイントが貯まるプログラムがあるため楽天オルカンの方がおすすめです!
「楽天 全世界株式インデックスファンド(楽天VT)」というものはあるのですが、これはまた少し違うものなので注意です。
この銘柄はどうなの?- 楽天 全世界株式インデックスファンド(楽天VT)
- SBI 全世界株式インデックスファンド(雪だるま)
この2つもランキングの上位で見かけますが、結論から言うと僕はオルカン(楽天・eMAXIS Slim)だけでこの2つは不要と考えます。
詳しい中身を説明するととんでもなく長くなるので割愛しますが、この2つは厳密に言うと全世界株の指数に連動していません。
リターンとの乖離やコストを考えると、投資初心者は選択肢から外していいと個人的には思います。
全世界株に投資したいならオルカンが間違いないですよ。
- 楽天・S&P500 インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
- 楽天・全米株式インデックスファンド
やはりここでも楽天・S&P500が保有ポイントの分おすすめです。
もちろんeMAXIS Slimも間違いない銘柄ですよ。
500社では心許ない、、と言う方向けに全米株として③も選択肢に挙げてみました。
「楽天VTI」と呼ばれるもので、主要企業500社に絞るのではなく米国の小型株も含めて4000社が対象です。
全米とS&P500には大きな差はないから好みだけど、楽天VTIはこの3銘柄の中では手数料が少し高め!
楽天証券は圧倒的な使いやすさから、投資初心者にはおすすめの証券会社です。
楽天市場をよく使う方には、ポイントアップの特典があるのも嬉しいですね。
楽天証券の開設方法を知りたい方はこちらの記事へ。
楽天証券 新NISA完全ガイド【2024年最新版】
続きを見る
新NISA どれくらい増える?
新NISAの選ぶべき銘柄は分かったものの、それらを選んだ場合どれくらい増えるのか?
ここが気になりますよね。
新NISAのポイントは次の通りです。
- 積立上限 → 年間360万円
- 生涯で1800万円の非課税枠
- 非課税期間 → 無期限
- いつでも引き出し可能
これを踏まえて、運用期間と投資額でいくつかのパターンをシミュレーションしていきましょう。
ちなみに、先ほど紹介した全世界株が連動しているACWIという指数から、リターンは6%で計算しています。
全世界株の平均30年リターンは8%なので、6%は現実的な数字です。
①:月3万円 20年間運用
まずは非課税枠を上限いっぱい使って、20年間運用した場合はいくらになるでしょうか?
積立額 792万円 + 運用利益 732万円 = 総額 1524万円
もちろんシミュレーションではあるのですが、2倍近くになる驚きの結果です。
本来は732万円の利益に対して、20%の146万円が税としてとられますが、これが無しになるのがつみたてNISAです。
非課税枠の凄さ、実感しましたか?
ちなみに、グラフ上の運用利益を見てみると、後半部分で急激に増えていますよね。
時間をかければかけるほど、複利の力で加速度的に増えているからです。
複利とは、投資で得た利益を元本にプラスして再投資することで生じる大きな利益。長期になるほど、雪だるま式にお金を増やすことができます。
20年間という長期で運用すると、この複利の恩恵を存分に受けられるので、つみたてNISAはなるべく早く始めた方がいいですよ。
迷ってる時間は勿体ない、、、始めてしまえば時間を味方にどんどん増える仕組みです。
②:月1万円 20年間運用
では次に、月3万円も投資に回す余裕がないという場合を想定して、1万円にしてみましょう。
積立額 240万円 + 運用利益 222万円 = 総額 462万円
こちらも約2倍になりましたね。
つみたてNISAは年間40万円積立てないといけない…と決めつけないでくださいね。
少額しかできないとしてもやはり複利の力は大きいので、1000円でも1万円でも無理ない範囲で始めてみましょう。
SBI証券、楽天証券は100円から積立可能!
③:月3万円 10年間運用
次は、上限いっぱい積み立てたものの10年間で解約した場合です。
積立額 396万円 + 運用利益 144万円 = 総額 540万円
10年でもこれだけの利益がでました。
とはいえ、これまでのシミュレーションと比べて、複利の効果があまり感じられません。
つみたてNISAのメリットとして、いつでも引き出すことができるというのがありますが、途中で辞めてしまうのは勿体ない、、
複利を考えると、できる限り長期で運用することをあらかじめ想定しておきたいですね。
積立額は途中変更できるから、厳しくなったら額を変更するのも全然OKです。
④:月10万円 30年間運用
現金余力がある方は、ハイスピードで資産形成が可能です。
生涯の限度額1800万を使い切るように月10万円、15年でシミュレーションしてみます。
積立額 1800万円 + 運用利益 1108万円 =総額 2908万円
これだけでも凄いのですが、非課税期間は恒久化する予定なので、更に15年放置すると、
積立額 1800万円 + 運用利益 5336万円 =総額 7136万円
運用期間は必要ですが、こんな夢みたいなことが起こり得ますね。
投資において時間は最重要。早く始めるほどどんどん資産が膨らみますよ!
とはいえ長く続けることも大事なので、自分のペースでやればOKです。
時間を有効に使って、資産を増やそう
本記事では、新NISAにおすすめの銘柄やどれくらい増えるのかについて解説しました。
繰り返しになりますが、今回紹介した銘柄は王道かつ今後伸びていく可能性が高いものばかりです。
複利の力を有効に使うには時間が必要なので、銘柄選びに悩んでいる方はぜひ参考にして、早めにNISAを始めてみてくださいね。
新NISAの完全ガイドはこちら。
【完全ガイド】超基本から!新NISAの全てをかんたん解説
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