今年こそふるさと納税やってみたいんですが、どうやってやればいいですか?
こんな質問にお答えします。
本記事の内容- ふるさと納税とは
- 楽天ふるさと納税を選ぶ理由
- 楽天ふるさと納税のやり方
この記事を書いている僕は、どこにでもいる会社員。誰にでもできる投資・副業・家計管理を極め、資産3400万円まで到達しました。
すっかり浸透してきた「ふるさと納税」ですが、実はふるさと納税をやっている人は約12%しかいないんです…
なんてもったいない!どうせ払う税金なら、少しでもそれを有効活用したいですよね。
ふるさと納税よく分からない…調べるのが面倒…そんな方は、楽天ふるさと納税を使えば簡単です。
本記事では、楽天ふるさと納税のやり方やその後の手続きについて紹介していきますね。
今年こそ、ふるさと納税をスタートさせましょう。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、自分が応援したい自治体を選び寄附できる制度です。
寄附をすることで税金の還付や控除を受けられ、さらにその地域の特産品などの返礼品を貰えるとてもお得な仕組みです。
ふるさと納税の仕組み- 好きな自治体を応援することができる
- 実質2000円の自己負担で、豪華な返礼品を貰うことができる
この「実質2000円の自己負担」という点について、簡単に説明しますね。
例えば、60,000円の寄附をした場合は次のようになります。
寄附金額 : 60,000円
自己負担額 : 2,000円
控除金額 : 60,000 - 2,000 = 58,000円
返礼品 : 18,000円相当額(寄附額の約30%相当)
控除というと難しく感じるかもしれませんが、60,000円先払いすると来年払う税が58,000円分安くなるイメージでOKです。(厳密には、還付や来年の住民税の減額です)
なので、上記のケースでは2,000円を払って、18,000円相当額の返礼品が貰えることになりますね。
いくつの自治体に寄附をしても、寄附額がいくらでも、この自己負担額は2000円は変わりません。
ちなみに、約3,000円相当の返礼品(寄附額10,000円)は次のようなものがあります。
約3,000円相当の返礼品一例- お米15kg
- 鉄板焼きデミソースハンバーグ20個
- 霜降り牛ロース500g
僕は返礼品のおかげで、もう何年もお米はスーパーで買ってないです。
ふるさと納税は「楽天」を選ぶ
ふるさと納税をするサイトは、「ふるなび」「さとふる」「ふるさとチョイス」などいくつもありますが、その中でも「楽天ふるさと納税」が断然おすすめです。
理由は下記の2つです。
ふるさと納税は「楽天」な理由- 楽天市場でお買い物するように返礼品がえらべる
- 楽天ポイントがザクザク貯まる
お買い物マラソンや5倍デーなどを狙うと、自己負担額の2000円を上回るポイントが貰えるなんてこともよくあります。
つまり実質タダでたくさんの返礼品が貰えるということですね。
ポイントバックのおかげで無料どころかプラスになることもザラですよ。
楽天ふるさと納税のかんたん3STEP
楽天ふるさと納税の手順を大きく3つに分けて、分かりやすく説明していきます。
楽天ふるさと納税3ステップ- 自分の寄附限度額を調べる
- 寄附をする自治体、返礼品を選ぶ
- 控除の手続きを行う
難しそうな①と③も意外と簡単にできますよ!
【 STEP1 】寄附限度額を調べる
まずは、自分がいくらまでふるさと納税ができるのかを調べます。
「寄附限度額」は年収や家族構成によって変わってくるので、楽天ふるさと納税サイトでシミュレーションしましょう。
一般的には、「かんたんシミュレーター」で簡単に限度額を調べることができます。
給与以外の所得、医療費控除や住宅ローン控除などがある場合は「詳細版シミュレーター」を使うとより詳しく調べることができます。
寄附限度額を超えて寄附をしても税金の控除対象にならず、ただの高額な買い物になってしまうので注意。
【 STEP2 】返礼品を選ぶ
楽天市場で通常の買い物をするように、ふるさと納税の返礼品を選びます。
ランキングから選んだり、「ふるさと納税 米」や「ふるさと納税 牛肉」のように欲しい返礼品を検索するのもOKです。
できるだけ「お買い物マラソン」などポイント還元が大きくなる期間を狙うと、かなりのポイントが貰えますよ。
楽天IDを持っていない人は、必ず先に取得しておきましょう。
【 STEP3 】控除の手続きを行う
年末になったら、必要な書類を提出して税金控除の手続きをする必要があります。
控除の申請には、「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2つの方法があるので、それぞれの方法について手順を説明しますね。
①:ワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度は、次の条件に当てはまる場合のみ使用できる制度のことで、非常に簡単な手続きになっています。
ワンストップ特例制度の対象者- ふるさと納税以外に確定申告をする必要のない給与所得者
- 1年間(1月〜12月)で寄附先が5自治体以下(1自治体に複数回はOK)
ワンストップ特例制度の手順は下記です。
step
1必要書類を揃える
ワンストップ特例制度には、「特例申請書」と「マイナンバーを確認できるもの」が必要です。
特例申請書は、返礼品を申し込む時点でワンストップ特例制度を選択していれば自治体から郵送されるか、もしくは楽天ふるさと納税のサイトからダウンロードすることも可能です。
マイナンバーを確認できるものは、マイナンバーカードもしくは、通知カード+本人確認書類でOKです。
step
2特例申請書に必要事項を記入する
用意した特例申請書に必要事項を記入していきます。
同じ自治体に複数回の寄附をした場合は、その寄附ごとに申請書を書く必要があるので注意してください。
step
3書類を寄付した自治体に郵送する
記入を終えた申請書と必要書類を、寄付をした自治体宛に郵送します。
郵送には受付期間があり、通常は翌年1月10日頃が締切となっているので年末ギリギリの場合は要注意です。
正式な受付期間については、総務省などの情報を確認してください。
ワンストップ特例制度は、これで完了です。
あとは、翌年の住民税から控除されるのを待つだけ。簡単です。
②:確定申告
ワンストップ特例制度を使用しない方は、確定申告をする必要があります。
確定申告の対象者- ふるさと納税以外に確定申告をする必要がある
- 1年間(1月〜12月)で寄附先が6自治体以上
確定申告はマイナンバーカードとスマホがあれば、オンラインで完結するので今回はその手順を説明しますね。(もちろん、税務署に直接提出することも可)
オンライン確定申告は下記の流れで進みます。
step
1寄附金控除の証明書を発行手続き
まずはふるさと納税(寄附)をした証明書を、楽天ふるさと納税のマイページから発行します。
手続きは簡単で、複数の寄付先のデータを1つにまとめて電子発行してくれます。
(これを使わずに、確定申告の画面で1つずつ手入力することも可能です。)
step
2証明書データを取得する
発行された証明書を楽天ふるさと納税サイトから取得します。3営業日くらいで発行されますね。
取得した証明書を手動でe-Tax(オンライン確定申告)にアップロード、金額入力していくのが今までの流れです。
最近では、楽天ふるさと納税とマイナポータルを連携することで、証明書の取得・アップロード・金額入力などを省けるサービスが始まりました。
step
3e-Tax(オンライン)で確定申告を行う
あとは確定申告書を作成し、すべてのデータをe-Taxより税務署へ提出して、手続き完了。
e-Taxの確定申告画面を指示通りに進んでいけば、簡単にできますよ。ふるさと納税は「寄附金控除」にあたります。
初回は少し戸惑うかもしれないけど、慣れると簡単です。
マイナンバーカードがない場合、e-Taxを使用せず税務署で申告する場合は「ふるさと納税はじめてガイド」を参考にしてください。
ふるさと納税を今すぐやるべき!
楽天を使ったふるさと納税について解説しました。
やってみると意外と簡単な手順で、ほぼ自己負担なく豪華な返礼品をたくさん貰えるので、この制度は活用しないともったいないです。
ふるさと納税を使ってちょっとした贅沢をしてもいいですし、食料品や日用品を頼んで、浮いたお金でつみたてNISAを始めるのもいいですね。
納税者にお得な制度、ふるさと納税。今年こそ挑戦していきましょう。