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配当金で暮らす…に憧れます。高配当株でおすすめを教えてください!
こんな要望にお答えします。
本記事の内容- キャピタルゲインとインカムゲイン
- おすすめの高配当米国株銘柄10選
- 高配当ETFとどっちがいい?
- 米国株の買い方3STEP
- おすすめの証券会社
この記事を書いている僕は、どこにでもいる会社員。誰にでもできる投資・副業・家計管理を極め、資産3400万円まで到達しました。
株式投資で得る利益には、「売却益(キャピタルゲイン)」と「配当金(インカムゲイン)」の2つがあります。
もちろんどちらも多い株がいいに決まっていますが、基本的に米国株はこのどちらかに区別されがちです。
現在急成長中の企業は配当よりも自社の成長に資金をあてたいですし、既に成熟しきって株価変動が少ない大企業は配当金を多く出す傾向にあります。
高配当の米国株は、日本株とは比べ物にならないほどの配当利回りを誇る株や、60年以上連続で増配しているものまで多くあります。
今回はこのインカムゲイン(配当金)に特に注目し、厳選した高配当米国株10銘柄を紹介しますね。
配当金だけで暮らす…僕も憧れる。まずはその一歩から始めましょう。
長期保有におすすめの銘柄については、別にまとめた記事があるので読んでみてください。
一生保有したい米国株10銘柄【1600万投資中の筆者が厳選】
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おすすめの高配当米国株10銘柄
まずはじめに配当利回りが高い=優良株、ではないのでここは要注意です。
中には、単に業績が悪化して株価が下がっているから配当利回りが高くなっている、といった株もあるんです。
業績や将来性、配当性向、配当実績など、総合的に考えておすすめできる高配当株は以下です。
- ブロードコム(AVGO)
- スリーエム(MMM)
- ロッキード・マーチン(LMT)
- ユニオン・パシフィック(UNP)
- エクソンモービル(XOM)
- コカ・コーラ(KO)
- キンバリークラーク(KMB)
- アルトリア・グループ(MO)
- ファイザー(PFE)
- アッヴィ(ABBV)
それぞれの特徴を説明していきますね。
*配当利回りや増配などの情報は2023年3月時点のものです
①:ブロードコム(AVGO)
基本情報- 半導体の超巨大企業
- 直近配当利回り:3.18%
- 過去5年の増配率が50%越え
ブロードコムの半導体は、Apple社のiPhoneなど情報機器に使用されています。半導体需要は今後も拡大が見込まれますよね。ハイテクの企業は、配当は抑えめにして自社の成長に充てるのが一般的な中、配当利回りがかなり高いです。それなのにS&P500を大きく突き放すほどの収益の伸びもあり、超優良株です。
増配率がめちゃめちゃすごい。最近落ち着いてたけどそれでも2桁維持です。
②:スリーエム(MMM)
基本情報- 世界トップクラスの複合企業
- 直近配当利回り:5.57%
- 66年連続増配中の「配当王」
「ポストイット」に代表される生活雑貨から、ヘルスケア用品まで扱う超大型企業です。連続増配は60年超えで、株主優先の優良企業として人気ですね。株価はコロナで下落したものの、利益率も高く業績も安定。現在はマスク需要でヘルスケア部門が好調です。扱う商品が幅広いためリスクにも強く、今後も長く安定した配当が期待できます。
生活必需品は急成長はしないけど、どんなときでも需要があるから強い。
③:ロッキード・マーチン(LMT)
基本情報- 売上高世界No.1の軍事企業
- 配当利回り:2.50%
- 20年連続増配中
最新鋭の戦闘機やイージスシステムの開発など、高い技術力を持つ軍事企業です。高い増配率を維持し、業績は好調。S&P500や高配当ETFを超えるトータルリターンを得る事ができる魅力的な銘柄です。アメリカだけでなく他国の政府も顧客になります。世界の国防費は増加中なので、連続増配はまだ続くと期待できますね。
自社株買いも積極的。株主優先で好感が持てますね。
④:ユニオン・パシフィック(UNP)
基本情報- アメリカ最大の鉄道貨物輸送会社
- 配当利回り:2.68%
- 20年連続増配中
鉄道会社ですが、運ぶのは人ではなく物。広大なアメリカを縦横無尽、物資を輸送しています。20%前後の増配率、約40%の営業利益率、は文句なしの成績です。線路や車両など大規模な設備投資が必要なため、新規参入が難しい分野。競合が少なく、今後もシェアNo.1の座は揺るがないと考えられますね。
今後も欠かす事ができない分野。むしろさらに需要が高まりそうですね。
⑤:エクソンモービル(XOM)
基本情報- 世界最大級のエネルギー会社
- 直近配当利回り:3.29%
- 40年連続増配中の「配当貴族」
世界中で石油や天然ガス事業を手がける、大手石油会社です。近年は、ウクライナ侵攻の影響などで原油価格が高騰中ですよね。これに伴いエクソンモービルの株価もコロナショックから回復しました。連続増配は40年にもなりますが、増配率は右肩下がり。とはいえインフレにも強く、しばらくはこの高配当の恩恵は受けられると思われますね。
脱酸素化への動きがもっと世界中で広まると状況は変わるかも。エネルギー部門はそこが要注意。
⑥:コカ・コーラ(KO)
基本情報- 世界的ブランドの飲料水メーカー
- 直近配当利回り:3.07%
- 62年連続増配中の「配当王」
説明するまでもないお馴染みの世界的企業。飲料水メーカーとしては「ペプシコ」と2強です。ペプシコに比べてコロナショックからの回復が遅く、配当は約3%。しかし増配は60年連続で、過去10年の平均増配率も約5%と十分素晴らしい実績です。その圧倒的ブランドから、長期保有にも向いていると言えますね。
ライバルの「ペプシコ」はおすすめの長期保有銘柄の方に選抜したよ。
⑦:キンバリークラーク(KMB)
基本情報- ヘルスケア用品の老舗企業
- 直近配当利回り:3.74%
- 52年連続増配中の「配当王」
トイレットペーパーを世界で初めて開発したことで有名な紙製品の老舗企業。ティッシュペーパーのクリネックスがお馴染みです。圧倒的なブランド力で、世界中で使われる日用品ばかりです。生活必需品は不況時でも安定している銘柄として人気。成長は横ばいですが、自社株買いにも積極的でこれからの配当にも期待ができます。
増配は厳しくなるかもだけど、やっぱり安定感はある。
⑧:アルトリア・グループ(MO)
基本情報- 米国最大のタバコメーカー
- 直近配当利回り:7.97%
- 13年連続増配中
マルボロでも有名な大手タバコ企業。電子タバコや合法大麻も手掛けています。コロナなどの不況時でも業績が落ちないことから、高配当ディフェンシブ銘柄として人気ですね。S&P500と比較すると横ばいに見えますが、配当利回りはなんと7%超え。40%を超える営業利益率も出しており、事業はかなり安定していることが伺えます。
たばこ事業は新規参入が難しくて、ほぼ独占状態。配当はまだまだ安泰でしょう。
⑨:ファイザー(PFE)
基本情報- 米国最大の製薬会社
- 直近配当利回り:3.93%
- 12年連続増配中
コロナワクチンで世に知られることになりましたが、他にも様々なワクチンや薬剤を手掛ける歴史ある企業です。もちろんコロナ特需はありますが、それを除いても既出の薬や新薬が好調とみられ、さらなる成長が期待できます。大規模な自社株買いをするなど、株主を大事にしているところもいいですね。
ヘルスケアは不況にも強いし、新薬開発は応援したくなりますね。
⑩:アッヴィ(ABBV)
基本情報- 研究開発型の製薬会社
- 直近配当利回り:3.88%
- 51年連続増配中の「配当王」
日本ではあまり馴染みのない企業ですが、関節リウマチの治療薬が主力商品。売上高は日本最大の武田製薬の倍近くある、超大手企業です。配当利回りや増配率は非常に安定、さらには株価も好調で、キャピタル・インカムどちらの恩恵も受けられる最高の銘柄です。コロナショックからの立ち直りの早さも、ヘルスケアならではですね。
成長しつつも配当も出せるのは素晴らしい!
高配当ETFとの違いは?どっちがいい?
高配当の米国株に投資するには、以下の2つの方法があります。
- 高配当個別株
- 高配当ETF
「ETF」とは、様々な企業株の詰め合わせパックのようなもので、一つの商品を選ぶと複数企業に投資ができます。
今回の記事で紹介した銘柄は「個別株」で、企業単体の株のことをいいます。
ETFの中には、「高配当ETF」という高配当な企業のみを複数詰め合わせたものもあるんです。
配当金を狙うには、高配当株か高配当ETFどっちがいいの?
これは結構好みの問題もあるんですが… 僕の個人的な結論は
“高配当ETFをメインにして、安定成長かつ高い配当利回りの個別株にもサブ的に投資する”です。
それぞれの特徴は以下のような感じですね。
高配当ETF | 高配当個別株 | |
メリット | ・分散投資でリスクが低い ・価格が比較的安定している | ・好きな成長株や安定株を選べる ・高配当を狙うこともできる |
デメリット | ・好きではない株も入っている ・大きく利益を出すのは難しい ・信託報酬がかかる | ・ある程度の株の知識が必要 ・リスク分散を自分でやる必要あり |
個別株はなんだか難しそうだから、高配当ETFだけにしようかなっていうのも全然あり。
徐々に個別株も勉強して、自分のポートフォリオ(資産配分)を作っていけばOKです。
おすすめのETF銘柄をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
【5万人に聞いた!】本当におすすめな米国ETF 6選
続きを見る
米国株の買い方
では実際に米国株の買い方を解説していきます。
ハードルが高そうに思うかもしれないですが、意外と初心者でも簡単にできますよ。
ちなみに、僕のおすすめの証券会社は以下の3つです。
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1証券口座を開く
まずは取引する証券会社を準備します。
楽天証券は総合口座が開設されていればいいのですが、SBI証券とauカブコム証券はさらに外国株式専用の口座を開設する必要があります。
すでにNISAなどで証券口座を開いていた場合は、クリック一つで開設できるので簡単です。
証券会社を新しく開設する場合は、さきほどおすすめした証券会社であれば、どこでやっても間違いなし。
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2口座に投資資金を入金する
投資資金の入金方法には、日本円で入金する「円貨決済」と米ドルで入金する「外貨決済」の2つがあります。
- 円貨決済:日本円で入金すれば勝手に両替して購入してくれる。コストがかかる。
- 外貨決済:米ドルに先に両替して入金する必要がある。為替手数料を安くできる。
結論から言うと、為替手数料を抑えるには外貨決済がおすすめ。
円貨決済と外貨決済の手数料の違いや、詳しい入金方法は以下の記事を参考にしてください。
初心者でもできる!米国株の始め方をやさしく解説【完全ガイド】
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3米国株を選び注文する
入金したら、買いたい米国株を検索し、株数などを入力して購入します。
米国株は1株からしか購入できないのが基本。1株あたりの価格がかなり高い企業もあるので、予算とのバランスで考えましょう。
夢の配当金生活を手に入れよう。
今回は本当におすすめできる米国高配当株を10銘柄紹介しました。
僕もそうでしたが、「お金の心配をせず、自由な暮らしをしたい」と思って投資を始めた人も多いはずです。
ぜひ高配当株を使って、その夢を叶えましょう!
というわけで、今回は以上です。
配当金生活をするには資金力も必要です。利益を狙ってトレンドの仮想通貨を少額からやってみるのもアリですよ。
僕がビットコインに投資する理由【将来性は十分あり】
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